更年期障害は自然な老化プロセスなので、予防する必要のある病気ではありません。数年間の短期ホルモン補充療法(HRT)をする方もいらっしゃるそうですが、某更年期障害学会によると、一部の女性は、更年期障害の不快な症状を治すために自然療法を取り入れ成功したと報告しています。すべての女性がエストロゲン(ホルモン治療)を必要とするわけではなく、一部の女性はそれを摂取することができません。自然な出来事なので薬に頼りたくない人もいます。
欧米では、更年期症状を和らげるために何世紀にもわたってハーブを使用してきました。ほとんどのハーブは一般的に安全であると考えられていて、ハーブ製品が毒性反応の主な原因であるという実質的な証拠はないそうです。しかし、日本では一部ハーブ製品は規制されています。更年期症状のためにハーブを服用しようとする場合は、可能な限りハーブについて学び、認められた会社から、または、資格のあるお医者さん(漢方医など)に診ていただく必要がありそうです。厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』も参照してみてください。
ちなみに、月経の不満を治療するために処方されているのは以下のようです。
- ブラックコホシュ(Cimicifuga racemosa):ほてり
- カシス:胸の柔らかさ
- チェストツリー/チェストベリー(Vitex agnus-castus):ほてり、過度の月経出血、子宮筋腫、気分のむら
- 月見草オイル(Oenothera biennis):気分のむら、過敏性、乳房の圧痛
- フェンネル(Foeniculum vulgare):ほてり、おなら、膨満感
- 亜麻仁(亜麻仁):過度の月経出血、乳房の圧痛、皮膚の乾燥や膣の乾燥
- 銀杏(Gingko biloba):記憶の問題
- 高麗人参(Panax ginseng):ほてり、倦怠感、膣の菲薄化。
- サンザシ(Crataegus laevigata):記憶の問題、曖昧な思考:過度の月経出血
- ヨウシュメハジキ(Leonuruscardica):寝汗、ほてり
- オーツ麦(Avena sativa)わら:気分のむら、不安
- レッドクローバー(Trifolium pratense):ほてり
- セージ(Salvia officinalis):気分のむら、頭痛、寝汗
- セイヨウカノコソウ(バレリアナオフィシナリス):不眠症
聞いたことあるものもないものも。結構種類がありますね。
わたしは今のところ更年期障害は汗が出るくらいですが、対策はしていません・・・
Nagomichere なごみしぇーる
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